Diorの展示は銀座4丁目の交差点から1分位歩いて、3丁目のビルで行われていました。
携帯を持って探していると、黒服のスタッフが2人、カーテンを開けてどうぞと中へ誘導してくれました。
街の音が消え、ディオールの世界へ。
1階2階と地下のある、3階建てのビルでした。
想像以上にアートやアーティストと深く関わっていたメゾンである事が判りました。
クリスチャン・ディオール自身がギャラリーのオーナーをして折、ピカソやデュフィ、ブラック、ダリにジャコメッティ、キリコ、レオナール・フィニに親友のクリスチャン・べラールの作品を飾っていたと有ります。
芸術からファッションの世界に行き、アートな洋服が生まれるのは自然な流れ。また日本文化に憧れ、刺繍や生地を取り入れたとも有りました。
着物のようなスリーブに帯、刺繍が見られました。
赤いシリーズはミニチュアで制作されてました。とても可愛かったです。
美しいヴィジュアルが各所に展示。足を止めてうっとりしてしまいました。
星座の画面があり、星をタッチするとDiorミューズが観れる展示も。
3階に上がるとライブラリーとなっていて、関連書が陳列され、自由に読めるスタイル。
海外で欲しい!持って帰りたい!だけど重いし、ムリ。
と諦めた方、こちらに分厚い本もありましたよ。
バックの写真はDiorをオマージュした各アーティスト、職人さんの作品。
地下に降りるとマリエ(ウェディングドレス)がずらり。
職人さんがレディ・ディオールのバックを作る実演スペースもあり、熱心に手元を見ている方が居ました。
こんなに魅力たっぷりの展覧会が無料で開催。
ファンは勿論、ファッションに浸りたい方、美しいものが見たい方、行くしかないですよ。
最新のラフ・シモンズまでディオール・メゾンの歴史が詰まった展示、好きな人にとっては贅沢三昧です。
最後はDior化粧品の映像。
ESPRIT DIOR ディオールの世界オフィシャルサイトはこちら。