PARISコレクション-Maison Martin Margiela-

飛び飛びになっているファッション・ブログですが、去年秋に行われたパリ・コレクションから、

ピック・アップしております。

このブログは以前あったセレクトショップでお取り扱いしていた国内のブランドの続報、そして国内外のファッションショーを追い、中でも日本人に似合いそうなブランドを個人的にフォーカスしているものです。

「いいな」と思うものを思うままにクローズ・アップしておりますので、その点ご理解の上、お付き合い下さいませ。

NY編ではMM6と言うブランドで投稿しましたMaison Martin Margiela(メゾン・マルタン・マルジェラ)。先日パリで春夏オートクチュールが発表されたばかり。

カジュアルブランドのMM6に、プレタポルテのMaison Martin Margiela、オートクチュールのMaison Martin Margielaの3ブランドが有ります。

本日は3ブランドを前提にマルジェラの世界に触れてみます。

レッド色のルック。近未来系のようなシルエット。

黒のレーシーなスタイリング。 ボトムがスーツのパンツである面白さ。

コルセットにノースリーブワンピース、そしてスーツのパンツ(左)。スーツ生地のベストにブラトップのようなデザインが付いたトップスにスーツのパンツ(右)。全体感は普通に見える不思議さ。

ドレスをミックスしたルック。

半分だけドレスを着たような感じです。右はドレスONドレス。

トレンチコートをドレッシー・スタイルに。

ジャンパースカート型コートワンピとでも言いましょうか、、、?

日本の春夏の気候には難しそうですが、自由で良いですね。同様に右の写真はスーツがアレンジデザインされてます。インナーなのかアームなのかちょっと判りづらいですが、身体をパーツごとに包んだスタイリング。

こちらもスーツからカジュアル、ドレスに落とし込んだようなルック。

マルジェラのコレクションは色や生地の派手さはないので、一見「普通じゃん」って思いがちですが、良く見ると「え!? スゴッ!」と創造性を感じさせられます。

こちらはMM6のルック。(復習用)

上記のプレタポルテと違って、カジュアルさ軽快さを感じます。

こちらがオートクチュール。マスクで思い出した方もいるのでは?

マルジェラの靴ではアイコン的な足袋ブーツもゴールドで登場。マスク・スタイルも健在です。

ポール・ゴーギャンの絵画を取り込んだコート(左)

絵画とファッションの融合といいましょうか。右もアートな生地のスカート。

オートクチュールならではのゴージャス感がビシバシ伝わります。

華やかさは上記のカジュアルライン、プレタポルテと一線を賀しています。

1点ものの生地を利用したと言われるまさに世界で1点の贅沢品。

オーダーを受ける気はないのでしょうか、、、?

今回はマスクに目も付いている為、私的にはプロレスラー?に見えるルックも。

目玉X付け毛なアーム。

ユニークとユーモアが一緒になったようなスタイル。

一度見たら忘れない、そんな強烈な印象も残すオートクチュール。

マルジェラの共通点は創造性の高さ、作品と呼びたくなるルックである事。

その為、通好みと言われたり、物創りしている人に愛される傾向ですが、少しでも3ブランドの違い、共通点を知って頂き、親しみを持って頂ければと思います。

最後に、今回メンズラインだけ割愛させて頂きました。こちらはまた別の機会に。

*写真はFashionpressTendcoucilさんより

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