2023年春夏を発表するファッションウィークが8月29日より9月3日まで開催しておりました。最近は映像で拝見させて頂いてます。
RakutenFashionWeek 公式HP
三菱一号館美術館での「ガブリエル・シャネル展」や、六本木ミッドタウンで行われていたルイ・ヴィトンの展覧会も足を運び、ファッションに触れておりますが、ブログを更新しておりませんでした。
ページ上部リンクのWebmagazineG (Bloger)は、2020年よりアップしておりませんので、こちらにファッション以外のカテゴリーも記録して行きます。
前置きが長くなりましたが、本日はアートに関しての内容です。
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東京から越後湯沢駅まで新幹線で1時間20分ほど、開催地である新潟県の越後妻有「大地の芸術祭」へ行って参りました。
ここ2年程なかなか遠出が出来なかった方が大半だと思います。
そんな想いもあり急な個人的な企画はちょっととツアーに乗っかりました。オニヤンマ飛翔コース。写真のシールをチケット代わりに身に付け周ります。
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9月5日からの新コースでした。ドキドキ・ワクワクのスタートです。
ガイドさんからは大きな美術館にこれからご案内します、移動はバスとなりますとのお話。
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バス中から観た作品。街の至る所に点在しており、眠っている暇はありません。
最初にバスが止まり出会った作品はこちら。
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家の記憶
一軒家の中に張り巡らされた糸。人が最低限通れるように天井を中心に展示となりますが圧巻でした。
タイトルからいくつもの記憶の交差を表現したとも読み取れますが、私自身は糸の量感と交差されてできる細かい空間の多さに息苦しさを感じました。
次は森の小道を通って自然の中に表現された作品へ。
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見えて来ました。と同時に見られています。
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9月ですが蝉の音が響き、歩くと汗ばみ日陰は少し冷んやり、風が吹くと気持ちよい日でした。自然の中でマスク越しでも美味しい空気でしたが、作品から発する空気は重く感じました。
紅葉など風景の変わる季節にも観たい作品です。
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次に訪れたパレス黒倉ですが、はい、携帯の充電が切れてしまい写真に収めることが出来ませんでした。写真は蔦屋書店に展示してあった作品。仕事の合間の休憩で目に入り目が離せませんでした。こちらのようなガラスの組み込み型作品が家の中の柱だったり、小さい石だったりで展示してありました。囲炉裏に展示してあった吊り下がった作品は揺れるとガラス部分の投影も不思議な感じでした。
街中で出会った作品と大地の芸術祭で再開。嬉しい偶然でした。
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次は再び一軒家を美術館化した作品。大人の遊び場というのがしっくりきましょうか。ここで暮らしたいと言われそうなツボにハマる方はいらっしゃると思います。明解・分かり易い表現だと思いました。
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もうすぐ100年になるという古民家でランチ。地元の野菜を使用し、新潟と言えば美味しいご飯と一緒に。(何と写真が上手く撮れておらず) 木と土で出来た優しい家に優しい人々、美味しいごはんと3拍子揃っております。
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2階ではインスタレーション作品。美しくて高級店のディスプレイの様でした。素材は紙とのこと。
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次は民俗学的にも考察された、一軒家を作品化したもの。この家に存在するものを利用しながら最新の座椅子を考えたもの。
アクリル素材とライティングを使用したいかにも現代アートが昭和らしい鏡台やサイドボード、帽子や布団に至るまで民家に残ったものと不思議な調和と空気を生み出し、融合を感じました。
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こちらは使われなくなった学校の講堂を使った作品。現地で暮らす人々を写実的に描き、教会の壁画のように仕上げています。舞台上では映像と音声。周囲には写真も飾られています。講堂へ続く廊下には生徒さん達の写真、校長室や図書室などもあり、小さな可愛い学校内の作品でした。
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コースの最後は越後妻有 里山現代美術館へ。美術館の壁面や外回りにも作品の数々。
暑い日でしたので、入ってよいですか?と言いたくなる水を使った広大な作品。美術館自体が回廊建築で真ん中がすっぽり空いて折、作品を四方から見ることができます。まただまし絵のようになっているので館内2階から眺めるよう勧められました。雨の日はどうなのだろうと気になりました。
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現代アートと言えば音の表現も多いですね。映像で撮ってはおりませんが、音と水の表現。低音で耳では拾えませんでしたが、好みの作品。
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鳥が飛び立っているようですが、さて何でしょう。
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最後の写真は一つ一つに口語が入った作品。一つ紐を引っ張り当たったものを貰えるお祭りの露店を思い出しました。制作エピソードは伺っておりますが、ここでは語らないように致します。とても時間が足りなくて全ての作品を見ることは叶いませんでした。それでも普段使わない脳が活性化し、充分に感性を受け取った一日でした。
越後妻有の夕日(車中より)
写真の中で作品名、アーティスト名が入ってしまっている所はありますが、基本的にその部分は避けての記録でした。アート作品は見た人が感じたままに受け取っていただければという事で、ご自身の五感でご判断いただければと思います。
こちらのブログがネタバレというよりは、じゃあ実際に行ってみようと行動に繋がったり、どうしても行けない方へ作品の片鱗をお届けできていれば幸いです。
大地の芸術祭
2022年11月13日(日)まで (火・水曜休み)
オニヤンマ飛翔コースは民家に上がることが多いので脱ぎ着しやすい靴、素敵な靴下で周られることをお勧めします。
※時代の進化に手持ちの携帯電話が付いていっておらず、写真の色合いがいろいろな部分はご容赦願います。