ファッション・ウィーク・スタート(東京編)

9月より2014年春夏NYファッション・ウィークを書いて来ましたが、NYと言えばのマーク・ジェイコブス、マイケル・コースやラルフ・ローレンなど大御所は?となりますが、こちらのブランドはどこでもピックアップされているので、敢えて飛ばしました。

さていよいよ東京でファッション・ウィークがスタートします。

大きく世界の動きからはずれますが、NY→東京→ロンドン→ミラノ→パリの順でコレクションを紹介していきたいと思います。(こんな見方もあるよねと見守って頂けると幸いです)

現在、日本全国でファッション・ショーや〇〇コレクションが行われているので、どこを始めとするのか困難ですが、MBFWT(メルセデスベンツ・ファッション・ウィーク・トウキョウ)だと明日からのスケジュールとなっております。

「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京」のスローガン

1. 世界に向けた新人デザイナーの登竜門に

2.「創」(デザイナー)、「匠」(製造事業者)、「商」(アパレル・小売)の連携の起点に

3. 東京をもっとおしゃれで楽しい街に

嬉しいスローガンですね。

実際、展示会やファッション・ショーは平日だったりして、一般の方が参加するのは難しいので、プロフェショナル向けにはなりますが、街でファッションに関する何かを見掛けたら、是非ご声援をお願い致します。

秋らしく天候が戻ったようです。

ファッション・ウィークに連動して、ファッショナブルな装いでお過ごし下さいませ。

NYコレクション・MM6

10月も10日過ぎたのに再び気温30℃近くとなり、折角の秋気分が「う~ん」と唸ります。

しかし天候は誰にも変えられないので、ここは来年の春夏を見るのにはバッチリ!とポジティブに考え、コレクションを見て行きたいと思います。

今日はNYコレクションの中のMM6。メゾン・マルタン・マルジェラのカジュアルブランドです。

ラグジュアリー・ブランドは、ランウェイで発表するコレクションは一つと言う所もあれば、メンズとレディースと分かれていたり、カテゴリー(例えばドレスライン、カジュアルラインなど)で分かれていたりと色々です。

いくつも発表しているブランドでも、「あぁ、このブランドらしい。」と統一感・共通性があれば、細分化されようともファンには溜まらないのではと思います。

こちらのMM6はカジュアルラインですが、メゾン・マルタン・マルジェラが垣間見る事が出来ます。(統一感についてはまたパリ・コレクションのマルジェラの時に触れたいと思います)

真っ白なコーディネート。

シアー感(透け感)が春夏らしく涼しげなトップス。ちょっとバックスタイルが見えませんが、

パーカーのような仕立てに見えます。

こちらも真っ白コーディネート。

全身真っ白のコーディネートされた方はいらっしゃいますでしょうか?(なかなか靴やバッグまではいかない事とは思いますが)

白は大抵誰でも似合う色。

それだけでお洒落になるには、やはり一つ一つのアイテムにデザイン力が求められると思います。そんなデザイン性あり、アーバン性ありなのがMM6。

もちろんカラーもあります。 靴まで同じ色。

綺麗なブルーも登場してます。日本人にも似合う色なのではないでしょうか?

カラーだって白で合わせる。

来年の春夏、カラー物を着たい!と思っている方、それに白を合わせたコーディネートがある事を思い出してくださいね。

MM6のコレクション、今回ルック数少なく、フッと見過ごしてしまいそうなシンプルさが目立ちますが、コーディネートの参考あり、デザインを際立たせる演出ありで、個人的にはジッと見てしまいました。

初めてモード系の服に挑戦したい方にもお勧めのブランドです。

<リンクはメゾン・マルタン・マルジェラ>http://www.maisonmartinmargiela.com/

NYコレクション・Y-3

10月に入り急な気温差がありますね。

天気予報をチェックの上、着る物で調整してお身体を守って下さいね。

間でwebmagazine-Gの執筆&編集をしていて、NYコレクションが途切れてしまいました。

毎月発行しているウェブマガではFashionを担当しております。テーマは「〇〇に着て行く服」。12回に渡って書く予定です。

今回は「秋に着て行く服」(ショッピング編)。是非こちらも読んでみて下さいね。

さて今日はY-3です。

Y-3はご存知yoji yamamotoとadidasのコラボ・ブランド。

「10年前私たちはadidasと共に、それまで存在しなかったものを創り出しました。当時思い描いた未来が現実となったのです。 スポーツウェアをエレガントでシックなものにしたいという10年前の気持ちは、今も全く変わっていません。adidasと仕事をすることで、刺激を受け…クリエイティブライフが豊かになりました」 – 山本耀司 2011年  (HPより引用)

NYコレクション2014SSで随所に見られたスポーツ・ミックス

上記コンセプトからも判るようにミックス前提でスタート。

何年も進化し続け、エレガンスでシックで、そしてモードですね。

本当のコンフォート・ウェアってこんな感じ?

着心地や機能性を追及すると、どうしてもファッションから遠ざかる。

スポーツウェアをどうやってファッションに落とし込もう、ファッションをどうやってスポーティにしようか。考えた事のある人なら、同じ事を思いませんでしたか?

かくゆう自分もジャージに黒ジャケットを合わせてどうにかコーディネートした事があります。

 着心地の良い服=ずっと着たい服

そんな図式が見えます。

いやお洒落とはキツイとか痛いとか当たり前。とも言われますが、

やっぱり着心地や動きやすさ心地良さも捨てられません。

カジュアル・ファッションが実は一番難しい。

オフィス・カジュアルは着慣れていてもカジュアルは難しいと思っている人は多いのではないでしょうか?

カジュアルが難しいのはルールが無いからなんです。 上下揃ったものを着ているよりコーディネート力が計られるので、どう合わせていいのか、、、が疑問に上がってしまいます。

自分はお洒落じゃないし、と思う方はトルソー・コーデそのまま買いもお勧めです。(サイズの相談は、販売員さんに。)

序々にご自身のファッションを進化させている方は一度、スポーツミックスのファッションに挑戦してみてはいかがでしょう。