MILANコレクション-MSGM-

今週は寒波がやって来ているようで、東京も雪マークの天気予報が流れています。

お身体冷やさないファッションで、外出中はおケガのない様にお気を付け下さいませ。

MILANコレクション2つ目はMSGM。(2013年12月現在、HPでは2014年の春夏コレクションが観れました)

スカート部分に付いた立体デコレーションが迫力です。

レイヤードスタイルのスカートと呼んで良いのでしょうか?

 プワッと膨らんだ面白い生地で注目。ここから柄ON柄が続きます。

パンツスタイルもふんわりシルエット。フルレングスでも軽やかですね。

クロップドトップスやジャンパースカートも注目。

トロピカル~花柄~幾何学~エスニック調など柄のラッシュ。

トップスのショート丈のバランス。存分に伝わるスタイリング多し。

そうは言ってもウェスト周りは出せないと思う方は、スカート部分がふんわりのジャンパースカートならいかがでしょう?

レーストップスの重ね着2写真。

通常ブランドと言われるとそのブランドの特徴:生地だったり、シルエットだったり、小物だったりと明確ですが、こちらのMSGMはすぐ着用できそうなリアル・スタイリングが特徴かなと思いました。

フリンジのサンダルもキュートでした。遊び心も有り。

コレクションショーの間には自然な形でメンズのルックがいくつか入っていました。

表現力もあるブランドだと思いました。

実際に「買いたい!」と思うお客様に判りやすく、見て貰いたいショーだと思います。

*写真は全てTrendcouncilさんから。

MILANコレクション-MAURIZIO PECORARO-

冬の気温になりましたが、日々のお洒落、続けていますでしょうか?

防寒もプラスして、寒さに負けないファッションでお過ごし下さいね。

ちょっと間が空いてしまいましたが、LONDONコレクションの次の会場、MILAN(ミラノ)へ移りたいと思います。

今年9~10月頃に行われた世界の2014年春夏コレクション、ピックアップしている目線は、ニューヨークはカテゴリー別、ロンドン、ミラノ、パリではまだ日本で余り知られていないブランドとジャパン・ブランドを選んでいます。

超・個人的でありますが、以前のバイヤー目線も含めて、日本人に似合いそうなルックをクローズアップ。

どこかのショップで紹介のブランドを見た時には、是非お手に取って、ご自身の目でご覧頂ければと思います。

あくまでも一情報として、、、お読み頂き興味を持って頂ければ幸いです。

MILANの最初はMAURIZIO PECORARO(マウリツィオ・ペコラーロ)。

現代アートを衣服で表現したような、、、

そんな形容詞を付けたくなるブランドだなと思ったのが最初の感想。

このシャイニーな生地によるほんのりグラデーションカラー。丸みのあるカッティングが陶器の縁に見えたりして不思議な魅力。

なんでもなく見えて、技術的に凄そうな、そんな感じもします。

絵画的な表現のプリント生地によるルック。

布帛で更に重ねるようなコーディネートによって、よりプリントを効果的に見せています。サンダルのカラーが美しいのもご注目。

カラーで魅せるルック。シンプルでいて華やか。

なかなか日本のブランドでは見ない色合わせですが、日本人に似合いそうだなぁと思いました。右の写真はオールインワンかな?ニットのようにも見えます。

筆使いが残るようなペイント柄。目が惹きつけられます。

デザインはシンプルながら、一つ一つが芸術作品のような力強いルック。

ジュエリーやバッグなど小物は無いですが、こんなお洋服ならこんな小物と浮かんでくるような、決して難しい洋服ではなくリアルクローズに近そうです(お値段は身近では無いかもしれませんが)。

マウリツィオ・ペコラーロでした。(HPは表紙のみのようです。)

*写真はTREND COUNCILさんから。

helter skelterの冬春物

パソコンを打つ手も冷たく感じるようになりました。乾燥にお気を付け下さいませ。

ロンドンコレクションも4ブランド紹介した所で、間で行った展示会の様子をお伝えします。

helter skelter(ヘルタースケルター)さんで新作を見させて頂きました。

実際に上がっている新作からまだ未発表のサンプルが並んでいる様子。

冬だからダークトーンばかりにならないように明るいもの、柄物などを差し色として入れましたとデザイナーさん談。

黄色いコートやらボーダーの袖が見えてますね。

全体ではなくチラリですが、 左はカーディガンのボタン。右はライダースジャケットの一部。

細かい所に遊びがあるのもこのブランドの特徴。

12月とあってドレッシーにも使えるワンピースがメイン。

最初は水玉の袖?から始まったと記憶しておりますが、現在は様々な生地が袖となり、以前お求めになったお客様にも2枚目のご提案としているそう。

本体の生地もポリエステル~ウールなど変化しています。

左は上のワンピースの本体生地。同じ黒でも織生地と横縞の生地とあります。

右は別のAラインワンピースの新しい生地。ウール素材のチェックになるとの事。

このAラインワンピースもロングランでヒット作。今後も期待出来ますね。

この他、写真が上手く撮れてなくご紹介出来ませんが、ハイウェストのタイトスカートやジャケットとスカートでセット・アップになるものも有りました。

気になる方は、随時HPをチェック→http://helter.blog25.fc2.com/

LONDONコレクション-Matthew Williamson-

12月も5日過ぎましたが、なんだか暖かくて日常は過ごしやすいですね。

そのうちキュ~っと寒くなると思いますので、天候と体調管理にご注意下さいませ。

ロンドン・コレクション、本日はMatthew Williamson (マシュー・ウィリアムソン)。

H&Mとのコラボレーションも有りましたが、日本では余り知られていない印象です。

どんなお洋服でどんな表現をしているのでしょう?

最初のルックはオレンジ!カラーが目を引きます。

 しばらくオレンジやピンクが続き、イエローへ移行していくコレクション。

春夏らしいシースルー、ビタミンカラー、フラワーモチーフなど登場。

ストライプのルック2種。 エレガントなスタイルに使えそう。

このブランドの特徴と言えば民族調。

何か土着的なエッセンスを取り込んだスタイルはずっと以前より続いています。

どんどん磨かれて行き、「何処どこの~」では無く、すっかり「マシュー的~」なと表現できそう。

 トンボ?チョウ?のようなプリントが美しいパンツ・ルック。

洗練されつくしたエスニック・エレガンスとでも言いましょうか?

最後のルックは完全シースルーのドレス。

来年、これが流行したらどうしよう?と苦笑してますが、シースルーは何かしら流行の兆しですね。2013年の夏・既にショートパンツに透けた素材の羽織をしている方を見掛けました。

まだシースルー・アイテムが無い方、今のうちにチェックですよ。

マシュー・ウィリアムソンの世界、少しは伝わりましたでしょうか?

*写真はThe FASHION SPOTさんより

LONDONコレクション-Jonathan Saunders-

9月に発表された世界のコレクション-ロンドン編-が続きます。

本日はJonathanSaunders(ジョナサン・サンダース)。

どちらかと言えばメンズで有名かと思いますが、レディースのコレクションをクローズ・アップ。しかしファースト・ルックは、、、

メンズのモデルさんからスタート。中性的で一瞬、女性かと思いました。

女性モデルになると 急に華奢な雰囲気になります。

しかしこの前に発表されたメンズ・コレクションのレディース版といった内容。

シースルーのシャツ、ハーフパンツと少しセクシーさを備えたカジュアルスタイル。

 

この艶っぽいシャツに開襟ジャケット、グラデーション・カラーのスカート。

コーディネートが「シャツ+ジャケット+スカート」と言われても、なかなかこうはなら無い個性的で独創的なスタイリングを感じます。

スカート・スタイルのフェミニンなライン。

ボトムがスカートになっただけで女性らしさがグンとUP。

 フラワープリント?転写?が印象的なブルゾン。

シャイニーなブルゾンにプリーツの軽いドレス(かな?)のルック。このブルゾンはどこかで見たなぁ~と考えていた所、こちらにありました。

レディースの前に発表されたメンズ2014年の春夏コレクションより。

ロンドン・コレクションの紹介が遅くなった所で、折角なので、メンズも一緒に。

メンズはマットな生地にプリントしているので、少し違った印象になってますね。

同じようにグラデーション・カラーやシースルー感が取り入れられています。

このブランドの面白い所は、メンズにレディースらしい部分を取り入れ、レディースにメンズらしい部分を取り入れとミックスする事による中性性。

ジェンダーフリー(性別自由)と良く言いますが、判りやすいコレクションだと思います。

*ちなみにメンズの発表が先です。

レディース→FASHION PRESS

メンズ→STYLE.COM