MILANコレクション-Stella Jean-

寒さが増していますね。乾燥も進みますので、どうぞ体調には充分のお気遣いを。

先週よりロンドンを皮切りにスタートしているメンズ・コレクション。

熟練しているラグジュアリー・ブランドの作品は観ていて、とても心地良いですね。

自分が着ないからメンズは興味ないやって声も聞こえそうですが、基本、人間の立体に合わせて作る衣服。ベースは同じです。ご興味持って頂けると嬉しいです。

かなり遅れているブログですが、今日は2013年MILANコレクションからStella Jean(HPでは発表されたばかりの秋冬のコレクションがUPされてます)のメンズ。

さすがミラノ・コレクションらしいですね。イタリア男・登場な感じです。

春夏の明るい日差しの中でとても映えそうな色使い。

気分も明るく楽しくなりそうですね。これで仕事に行く事が出来るのは職種によると思いますので、休日スタイリングに取り入れて欲しい柄on柄コーディネート。

カジュアルにサスペンダー使い。さすが男性のファッションがクローズアップされる国。

ポロシャツがお洒落にスタイリングできるのは当たり前。 左のステッキに時計が付いているのも注目。

格好つけても嫌味でないのはイタリア人だからこその強みですね。

この辺の生地が面白いなと思いました。左の籐のかごのような柄生地、右のサーフボード?カヌー?のような絵の生地。

こちらのリゾート感たっぷりインコがプリントされた生地も可愛いですね。

はいはい、お洒落ってこうでしょって空気ムンムンのコレクション。私的には判りやすくてちょっと笑ってしまった部分も有りますが、良いショーだと思います。

ファッションに興味ない人も磁石のように引っ張って連れてって行きそうな惹きつける魅力たっぷりのコレクションでした。

*写真は全てapparel webさんより

MILANコレクション-MSGM-

今週は寒波がやって来ているようで、東京も雪マークの天気予報が流れています。

お身体冷やさないファッションで、外出中はおケガのない様にお気を付け下さいませ。

MILANコレクション2つ目はMSGM。(2013年12月現在、HPでは2014年の春夏コレクションが観れました)

スカート部分に付いた立体デコレーションが迫力です。

レイヤードスタイルのスカートと呼んで良いのでしょうか?

 プワッと膨らんだ面白い生地で注目。ここから柄ON柄が続きます。

パンツスタイルもふんわりシルエット。フルレングスでも軽やかですね。

クロップドトップスやジャンパースカートも注目。

トロピカル~花柄~幾何学~エスニック調など柄のラッシュ。

トップスのショート丈のバランス。存分に伝わるスタイリング多し。

そうは言ってもウェスト周りは出せないと思う方は、スカート部分がふんわりのジャンパースカートならいかがでしょう?

レーストップスの重ね着2写真。

通常ブランドと言われるとそのブランドの特徴:生地だったり、シルエットだったり、小物だったりと明確ですが、こちらのMSGMはすぐ着用できそうなリアル・スタイリングが特徴かなと思いました。

フリンジのサンダルもキュートでした。遊び心も有り。

コレクションショーの間には自然な形でメンズのルックがいくつか入っていました。

表現力もあるブランドだと思いました。

実際に「買いたい!」と思うお客様に判りやすく、見て貰いたいショーだと思います。

*写真は全てTrendcouncilさんから。

helter skelterの冬春物

パソコンを打つ手も冷たく感じるようになりました。乾燥にお気を付け下さいませ。

ロンドンコレクションも4ブランド紹介した所で、間で行った展示会の様子をお伝えします。

helter skelter(ヘルタースケルター)さんで新作を見させて頂きました。

実際に上がっている新作からまだ未発表のサンプルが並んでいる様子。

冬だからダークトーンばかりにならないように明るいもの、柄物などを差し色として入れましたとデザイナーさん談。

黄色いコートやらボーダーの袖が見えてますね。

全体ではなくチラリですが、 左はカーディガンのボタン。右はライダースジャケットの一部。

細かい所に遊びがあるのもこのブランドの特徴。

12月とあってドレッシーにも使えるワンピースがメイン。

最初は水玉の袖?から始まったと記憶しておりますが、現在は様々な生地が袖となり、以前お求めになったお客様にも2枚目のご提案としているそう。

本体の生地もポリエステル~ウールなど変化しています。

左は上のワンピースの本体生地。同じ黒でも織生地と横縞の生地とあります。

右は別のAラインワンピースの新しい生地。ウール素材のチェックになるとの事。

このAラインワンピースもロングランでヒット作。今後も期待出来ますね。

この他、写真が上手く撮れてなくご紹介出来ませんが、ハイウェストのタイトスカートやジャケットとスカートでセット・アップになるものも有りました。

気になる方は、随時HPをチェック→http://helter.blog25.fc2.com/

LONDONコレクション-Matthew Williamson-

12月も5日過ぎましたが、なんだか暖かくて日常は過ごしやすいですね。

そのうちキュ~っと寒くなると思いますので、天候と体調管理にご注意下さいませ。

ロンドン・コレクション、本日はMatthew Williamson (マシュー・ウィリアムソン)。

H&Mとのコラボレーションも有りましたが、日本では余り知られていない印象です。

どんなお洋服でどんな表現をしているのでしょう?

最初のルックはオレンジ!カラーが目を引きます。

 しばらくオレンジやピンクが続き、イエローへ移行していくコレクション。

春夏らしいシースルー、ビタミンカラー、フラワーモチーフなど登場。

ストライプのルック2種。 エレガントなスタイルに使えそう。

このブランドの特徴と言えば民族調。

何か土着的なエッセンスを取り込んだスタイルはずっと以前より続いています。

どんどん磨かれて行き、「何処どこの~」では無く、すっかり「マシュー的~」なと表現できそう。

 トンボ?チョウ?のようなプリントが美しいパンツ・ルック。

洗練されつくしたエスニック・エレガンスとでも言いましょうか?

最後のルックは完全シースルーのドレス。

来年、これが流行したらどうしよう?と苦笑してますが、シースルーは何かしら流行の兆しですね。2013年の夏・既にショートパンツに透けた素材の羽織をしている方を見掛けました。

まだシースルー・アイテムが無い方、今のうちにチェックですよ。

マシュー・ウィリアムソンの世界、少しは伝わりましたでしょうか?

*写真はThe FASHION SPOTさんより

LONDONコレクション-Jonathan Saunders-

9月に発表された世界のコレクション-ロンドン編-が続きます。

本日はJonathanSaunders(ジョナサン・サンダース)。

どちらかと言えばメンズで有名かと思いますが、レディースのコレクションをクローズ・アップ。しかしファースト・ルックは、、、

メンズのモデルさんからスタート。中性的で一瞬、女性かと思いました。

女性モデルになると 急に華奢な雰囲気になります。

しかしこの前に発表されたメンズ・コレクションのレディース版といった内容。

シースルーのシャツ、ハーフパンツと少しセクシーさを備えたカジュアルスタイル。

 

この艶っぽいシャツに開襟ジャケット、グラデーション・カラーのスカート。

コーディネートが「シャツ+ジャケット+スカート」と言われても、なかなかこうはなら無い個性的で独創的なスタイリングを感じます。

スカート・スタイルのフェミニンなライン。

ボトムがスカートになっただけで女性らしさがグンとUP。

 フラワープリント?転写?が印象的なブルゾン。

シャイニーなブルゾンにプリーツの軽いドレス(かな?)のルック。このブルゾンはどこかで見たなぁ~と考えていた所、こちらにありました。

レディースの前に発表されたメンズ2014年の春夏コレクションより。

ロンドン・コレクションの紹介が遅くなった所で、折角なので、メンズも一緒に。

メンズはマットな生地にプリントしているので、少し違った印象になってますね。

同じようにグラデーション・カラーやシースルー感が取り入れられています。

このブランドの面白い所は、メンズにレディースらしい部分を取り入れ、レディースにメンズらしい部分を取り入れとミックスする事による中性性。

ジェンダーフリー(性別自由)と良く言いますが、判りやすいコレクションだと思います。

*ちなみにメンズの発表が先です。

レディース→FASHION PRESS

メンズ→STYLE.COM