helter skelterの春夏物1

前回の更新より日にちが経ってしまいましたが、まだ寒い日が続いていますね。

天気予報がやっと雪マークから曇りやお天気マークになり、少しホッとしてます。

今週は、今年初helter skelter(ヘルター・スケルター)さんの展示会にお邪魔して来ました。

こちらのブランドさんはほぼ2ヶ月毎に新作を発表。その合間にも差込(さしこみ)と言って人気商品を別の生地で作ったりと短い時間内に精力的に洋服作りをされています。

展示スペースに入ると鮮やかな柄が目に飛び込んで来ました。

今回の展示について、デザイナーさんに取材。質問を2つしてみました。

Q:前回「冬春もの」と言うのを作っていらっしゃいましたが、今回のテーマは?

A:色と柄に力を入れて、同時に無地もある、、そんな所です。サンプルは柄でも実際は無地も存在します。そんなアイテムが多いです。

Q:力を注いだポイントは?

A:生地探しです。素材を探して定番の形にはめる。

トルソーが着ているのは水玉ジャガードのパーカーとジャージスカート。

入ってすぐに目に付いたのはこのパーカー。「生地がいいな」と思っていたら、フランス製で、実は裏返しに生地を使っていますとの事。

確かに裏側を見たら表地。こんなお洒落なパーカーにスポーツテイストのスカートと、これまでとは違ったコーディネートでお迎え。

新しいアプローチにワクワクです。

次回はデザイナーさんのお勧めなどを紹介します。

PARISコレクション-Maison Martin Margiela-

飛び飛びになっているファッション・ブログですが、去年秋に行われたパリ・コレクションから、

ピック・アップしております。

このブログは以前あったセレクトショップでお取り扱いしていた国内のブランドの続報、そして国内外のファッションショーを追い、中でも日本人に似合いそうなブランドを個人的にフォーカスしているものです。

「いいな」と思うものを思うままにクローズ・アップしておりますので、その点ご理解の上、お付き合い下さいませ。

NY編ではMM6と言うブランドで投稿しましたMaison Martin Margiela(メゾン・マルタン・マルジェラ)。先日パリで春夏オートクチュールが発表されたばかり。

カジュアルブランドのMM6に、プレタポルテのMaison Martin Margiela、オートクチュールのMaison Martin Margielaの3ブランドが有ります。

本日は3ブランドを前提にマルジェラの世界に触れてみます。

レッド色のルック。近未来系のようなシルエット。

黒のレーシーなスタイリング。 ボトムがスーツのパンツである面白さ。

コルセットにノースリーブワンピース、そしてスーツのパンツ(左)。スーツ生地のベストにブラトップのようなデザインが付いたトップスにスーツのパンツ(右)。全体感は普通に見える不思議さ。

ドレスをミックスしたルック。

半分だけドレスを着たような感じです。右はドレスONドレス。

トレンチコートをドレッシー・スタイルに。

ジャンパースカート型コートワンピとでも言いましょうか、、、?

日本の春夏の気候には難しそうですが、自由で良いですね。同様に右の写真はスーツがアレンジデザインされてます。インナーなのかアームなのかちょっと判りづらいですが、身体をパーツごとに包んだスタイリング。

こちらもスーツからカジュアル、ドレスに落とし込んだようなルック。

マルジェラのコレクションは色や生地の派手さはないので、一見「普通じゃん」って思いがちですが、良く見ると「え!? スゴッ!」と創造性を感じさせられます。

こちらはMM6のルック。(復習用)

上記のプレタポルテと違って、カジュアルさ軽快さを感じます。

こちらがオートクチュール。マスクで思い出した方もいるのでは?

マルジェラの靴ではアイコン的な足袋ブーツもゴールドで登場。マスク・スタイルも健在です。

ポール・ゴーギャンの絵画を取り込んだコート(左)

絵画とファッションの融合といいましょうか。右もアートな生地のスカート。

オートクチュールならではのゴージャス感がビシバシ伝わります。

華やかさは上記のカジュアルライン、プレタポルテと一線を賀しています。

1点ものの生地を利用したと言われるまさに世界で1点の贅沢品。

オーダーを受ける気はないのでしょうか、、、?

今回はマスクに目も付いている為、私的にはプロレスラー?に見えるルックも。

目玉X付け毛なアーム。

ユニークとユーモアが一緒になったようなスタイル。

一度見たら忘れない、そんな強烈な印象も残すオートクチュール。

マルジェラの共通点は創造性の高さ、作品と呼びたくなるルックである事。

その為、通好みと言われたり、物創りしている人に愛される傾向ですが、少しでも3ブランドの違い、共通点を知って頂き、親しみを持って頂ければと思います。

最後に、今回メンズラインだけ割愛させて頂きました。こちらはまた別の機会に。

*写真はFashionpressTendcoucilさんより

PARISコレクション-Gareth Pugh-

寒さが続いてますが、今日は東京も暖かいようですね。

ファッション業界ではメンズの秋冬コレクションが終了したら、今度はオートクチュールの発表が行われています。忙しい時期ですね。

ブログの方は2013年秋に行われたパリ・コレクションの紹介です。

2014年春夏の発表のショー。本日はGareth Pugh(ガレス・ピュ-)

説明よりも観て頂くのが判りやすい洋服なので、映像を貼り付けます。


ガレス・ピューはデザイナー名でブランド名。変わっていて覚えやすいですね。

個性派でマニアが飛びつきそうなデザイン。

「あぁ、こんな世界あるよね」って思わせるコレクション。

ショーの時間は5~10分ですが、一つのストーリーを感じる内容でした。

*映像はYOU TUBEより引用。公式HPはないようでしたので、上記のリンクはFBページです。

PARISコレクション-INNAMORATO-

連日、パリでは2014年秋冬(1年先)のメンズ・コレクションが開催されていて、

この週末も大御所ブランドが続々ランウェイを賑わせていました。

日本のブランドも沢山、参加しているので、ついつい目がギンギンしてしまいます。

今日はINNAMORATO(イナモラート)を見てみましょう。

鮮やかなイエローがきいた春コーディネート。

モデルさんがランウェイを歩くコレクションでは無く、プレゼンテーション形式。

背景が真っ白な空間で、お洋服が映えますね。

トップス&ボトムス(左)にワンピースにカジュアルシューズのシンプルなスタイル(右)

大人カジュアルの見本のようなスタイリング。シンプルでかつ上品。

プレゼンテーション形式は立ったり座ったり歩いたり、色々な見せ方があります。

フラワープリント。 色合いが控えめでコーディネートしやすそう。

フェミニンになり過ぎず、むしろ中性的。これなら花柄・苦手意識の方でも挑戦できそう。

変わってこちらは春夏らしい優しい白系コーディネート。

ニットやカットソーを使ったスタイリングの女性らしい柔らかいライン。

足元が下駄なスタイリング。

左はカッチリとしたワンピースにクラッチバッグ+下駄。右はクロップドパンツにガウン調のジャケット+下駄。「新しい」そして「コミカル」とも言えるコーディネート。

シンプルに見える小物も実は主張しています。

白で統一したカマーベルトにサンダル。そしてゴールドのブレスレット。

スキッパーのトップスに黒のスカートがこれだけお洒落になっています。

来年春夏のトレンドになりそうなシースルーのアイテム。

この2013年の秋のコレクションではどのブランドでも見かけたシースルーアイテム。

とても軽快で涼しそうですが、年々暑くなる日本の気候では夏に着るのは厳しいかもしれません。

これやりたい!って思う方は春を狙ってみてはいかがでしょうか。

*写真は全てFashionpressさんより

PARISコレクション-Olympia Le Tan-

やっとパリ・コレクションまで辿り着きました!

今日は2014年秋冬メンズ・コレクションを観ておりましたが、こちらは春夏のウィメンズです。

Olympia Le Tan(オリンピア・ル・タン)

春夏はマリンテイストでピンナップ・ガール仕立て。

とてもキュートなマリン・スタイル。壁面にはお魚いっぱい。

夏は「海」テーマにファッション・スタイリングする方、居るのでは?

光沢のあるシャツドレスにセーラー帽にセーラーカラーのミニドレス。

どれもお人形のように可愛いですね。

テーマにはピンナップ・ガールと有りますよ。可愛いだけではなく、ちょっぴりセクシーなスタイル。

レッグにはガーターベルト。クロップド・トップスも肌見せでセクシーに(左)。ボーダードレスだってカマーベルト(ビスチェのウェストとも言いますか、、)でメリハリ・ボディに(右)。

パンツ・スタイルも2種。ハイウエのワイドにサブリナパンツ。

足元がヒールな辺り、どちらも大人可愛いスタイル。ピンナップ・ガールに合わせたヘアー・スタイルがむしろ男前に感じます。

右のルックのクラッチ・バッグが魚型なのも楽しいですね?

船員さんのコスチュームに近いルック。ミリタリーとも言えます。

海がリゾート地の時にピッタリのコレクション。どうスタイリングするかは自分次第ですね。

遊び心があり、とってもキュートでセクシーで時にパリっぽさも感じるコレクションだと思いました。

*写真は全てELLEさんより