オートクチュール2013秋冬⑧

1週間空いてしまいました。

暑くなったり涼しくなったり忙しい天候ですね。

湿気もあり、身体に負担が掛かかりそうですので、出来るだけゆっくり活動なさって下さいね。

さてオートクチュールラストはViktor&Rolf(ビクター&ロルフ)

 黒一色のコレクション。テーマは「禅」とジャポニズム満載。

日本庭園の庭に波が描かれたようなランウェイ。

実際に庭園の中を歩くようなスタイルで、ショーが行われました。

 中盤は色々なデザインが登場。

後半はデザイナーさん2名が出演し、仕上げ。

モデルさんが何故か寝ポーズ。 庭園上を使って表現が変わります。

洋服の布を広げて波と一体化?!

不思議な集合体。

デザイナーさん達が祈るようなポーズで終了。

コレクションと言っても演劇掛かった舞台の様でした。

ファッションショーと言っても、様々な表現方法がありますね。

いつも何が出てくる?とワクワクさせてくれるヴィクター&ロルフ。

今回、日本をテーマにしてくれて、楽しみ倍のショーでした。

オートクチュール2013秋冬⑦

暑さが和らぎました。
睡眠不足の方、今のうちに取り返して下さいね。

さてメゾン・マルタン・マルジェラです。

個人的にもとても好きなブランドです。オートクチュールにも勿論、登場。

年間、プレタポルテとオートクチュール合わせて4回、メンズも発表するブランドです。

初めてご覧になる方はビックリしないで下さいね。

こちらのブランドで顔を覆っているの今に始まった事ではありません。

毎回、顔用にも服をデザイン。これぞホントの全身コーディネート?!

モデルさんの顔を隠しているので、顔では無く衣服を見て下さいとのメッセージにも受け取れます。

全身から見ると『顔』はほんの一部のパーツ。

手先や足先と同じく末端まで美しくと思えば、顔用のファッションも有りですよね。

しかし注目は顔ではありません。

ファッションは全身で表現なのです。

写真2枚目はラバー(ゴム)素材です。


ジュエリーの用に顔を覆ってますが、同じ素材でジャケットまでコーディネート。

ボトムはラバーから、デニムへ。

デニムをドレス・アップしたスタイルであることは間違いないですね。

『こんなスタイル誰が着るの?』なルックこそオートクチュール。

『じゃあ私が着るわ』って方が世界には必ずいるはず。

ドレスとデニムを半々に着たようなスタイル。興味深いですね。

下の写真はお花の付いたコートに丸いパーツが無数に付いたフェイス・クローズ(とでも言いましょうか)のルック。

不思議と慣れてくるとしっかり全身でチェックしているんですよね。

どんな風に感じますでしょうか?

このフェイス用がどんな構造になっているかは判りませんが、デザイン、見てみたいですね。


少しこのようなルックが続きます。

下のサーモンピンクのスタイルは可愛いですね。

え、顔が気になる?

確かにその通りですね、、、

このスタイルを表現するモデルさん達も大変かと思います。

息は出来るのかな?とか気になってしょうがないですね。

でも普通にオートクチュールとしてご覧になって下さいね。


華やかさはやはり!と言った所です。

以上、メゾン・マルタン・マルジェラでした。

去年、H&Mとコラボしたのもこちらのブランドですよ。

覚えていますか?

コラボと言ってもマルジェラの過去のアーカイブを復活させてました。

マルジェラのチームもH&Mのチームも決して表には出て来ませんが、素晴らしい表現が出来る人達であることは判ります。


市場に出ている高い、安いの価格に関わらず、デザインを見る力を肥やして下さいね。

メゾン・マルタン・マルジェラ

オートクチュール2013秋冬⑥

気温35℃も続き、身体が暑さに慣れて(マヒ?)きたように思います。

どうぞ熱中症や夏カゼにもお気を付け下さいね。

この暑さではありますが、現在、ブランドによっては秋冬の展開が始まって折、先日、青山辺りを歩いてた友人が、店員さんコート着てたよと言ってました。
ショップ店員さんのプロ意識に脱帽です。

今日はご存知の方も多いJean Paul Gaultier(ジャン・ポール・ゴルチエ)のオートクチュールです。

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一目でゴルチエ。と解るようなルック。

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好きな人が必ず、似合いそうな人が必ず居る。そんなデザイン。

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数あるルックの中で、特に「らしい」ものをピックアップしてます。

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ジャパン・ブランドには余りないセクシーでゴージャスと言う言葉がぴったりのシルエット。
西洋人の体型を充分に生かしたデザインと言えます。

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現代の日本人は欧米人に近くなっているので、似合うのではないでしょうか?

写真はNOWFASHIONさんから

Jean Paul Gaultier

オートクチュール秋冬2013⑤

蝉が鳴いてました。夏らしさが始まりましたね。

洋服着るのも辛い気温ですが、今日もオートクチュールの紹介です。
⑧回まで続きます。

Iris Van Herpen

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とてもインパクトのあるルックが多かったです。

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羽根の様なショール付き?デザイン。
全体的にはフィット感有りです。

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こちらも不思議な曲線のルック。
素材がフワフワして見えます。

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個性的なドレスですね。
靴も洋服に負けないインパクト有ります。

言葉で表現するのが難しいブランドですね。

近未来アヴァンギャルドとでも言うのでしょうか、、、

HPに以前のルックも出ていて、とても面白かったので、是非、リンクもご覧になってみて下さいね。

Iris Van Herpen

オートクチュール2013秋冬④

暑さが続いてますね。

寝苦しくて睡眠不足になりやすいですので、短くても良質な睡眠を摂って夏を乗り切って下さいね。

2013年の秋冬オートクチュールを紹介してますが、

今日は眠い目も冴える美しい白いドレスをアップします。

Giambattista Valliというデザイナーさん。


デザインも斬新ながら、そのバランスの良さに魅かれます。

丈のヴァリエーションと言うよりショート、ミディアム、ロングの組み合わせデザインと言うべきでしょうか。

初めてジャンヴァティスタヴァリのオートクチュールを見ましたが、
目が離せませんでした。

コレクションでは白以外にも魅力に溢れていました。